7.オブジェクトをグループ化しよう!(配列)
前々回、タイマーオブジェクトを使って、オブジェクトを同じリズムで動かしてみました。
ここでは「配列」を使って、オブジェクトをグループにまとめ、グループで実行させてみましょう。
7-1.配列とは?
まず、「配列」という言葉について説明します。
あなたがカスタードクリームのシュークリームとチョコクリームのシュークリームを作っていたとします。
それぞれ、何個作ったかわかるようにするにはカスタードクリームのシュークリームとチョコクリームのシュークリームは別々のお皿に並べることでしょう。また、お店で売る場合も種類別にお皿や箱に分けるはずです。
このお皿や箱が「配列」です。
オブジェクトをひとまとめに整理したいときに利用します。配列に入れたオブジェクトには配列番号が1番から順番につきます。また、あらかじめ配列の大きさを指定する必要はありません。(可変長)
かめの3兄弟=配列!作る。 |
//オブジェクトの生成
|
*3匹のカメが一緒に動きます。![]() |
7-2.配列のオブジェクトを使い分ける。
配列に入れたオブジェクトから、一つを取り出して、それだけに実行させたいこともあるでしょう。
次のサンプルプログラムを見てください。変数を使って、配列に入っている順番に命令を実行しています。
配列名! 番号 見る。
|
//オブジェクトの生成
|
*3匹のカメが順番に動きます。![]() |
//かめ兄弟を順番に実行させる。 |
7-3.配列の中身を入れ替える。
配列の中に入れた物の中身を入れ替えたいことがあります。
その場合、番号を指定して、上書きをしてやると中身を変えることができます。
配列名! 番号 オブジェクト 上書き。
|
上のサンプルプログラムの「かめの3兄弟!(かめ三郎! 240度 右回り)入れる。」の下に次の行を追加して、実行してみる。かめの3兄弟! 2 (かめ太郎) 上書き。 |
7-4.二次元配列
(例)
|
(c) 2003 長谷川元洋 All rights researved. ghase@logob.com