4.複数のオブジェクトを動かしてみよう!
お店の中の様子を思い浮かべてください。
ゆっくりと品物を眺めながら、買い物を楽しんでいる人、急ぎ足で目的の品物の棚の前に行き、品物を見つけるとさっと手にして、レジに向かう人、棚に品物を並べている店員さんなど、同じお店の中であっても、それぞれ違った時間の流れの中で生活をしています。
ドリトルの世界でも、複数のオブジェクトをそれぞれの時間の中で動かすことが可能です。
この章では複数のオブジェクトを作り、まずはそれらを順番に動かしてみます。
なお、ドリトルの命令についてはドリトル画面のマニュアルをクリックして参照してください。
(ドリトルを2つ同時に起動して、命令一覧を見ながら、編集をすると便利です)
4-1.複数のオブジェクトを作ってみよう!
ここでは複数のオブジェクトを作ってみましょう。
かめ太= タートル ! 作る。
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画面上では重なっていて、1つしか見えませんが、ちゃんと3つのオブジェクトができています。
次のように見分けがつきやすいようにプログラムを書き加えてみてください。
かめ太= タートル ! 作る。
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ほうら。3つのオブジェクトができているでしょう。
4-2.複数のオブジェクトを動かしてみよう!
次に3つのオブジェクトを同じ時間の流れ中で動かしてみましょう。
かめ太= タートル ! 作る。
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4-3.オブジェクトからオブジェクトを生み出してみよう!
次に3つのオブジェクトから、さらに3つのオブジェクトを生み出してみましょう。
「図形にする」という命令を使って、三角形、四角形、三十六角形を図形オブジェクトとして、かめ太、かめ子、かめ代から独立させます。
(「かめ太! 100歩 歩く 120度 右回り」! 3回 繰り返す とすると、「 」内を3回繰り返すことができ、便利です。)」
かめ太=タートル ! 作る。
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ここで作った3つの図形は独立した図形オブジェクトになっているため、三角形、四角形、三十六角形に命令をすることができます。
ドリトルの画面はXY座標になっており、おおよそ次のようになっています。(約780*460)
次の章ではそれぞれのオブジェクトに時間の流れを与えて、動かしてみます。
(c) 2002 長谷川元洋 All rights researved. ghase@logob.com